日本に居ると、言葉も通じて便利なのですが、日本という島国の特殊な閉ざされた環境、日本語という言語的な制約もあって、視野が狭まってしまうのを感じることがあります。
アメリカ住んでいて、勉強嫌いの私が、生活のためにやむなく英語を使っていて、日本にはない環境に少し慣れてくると、日本、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏のニュースを同時に見ることができて、受け身でも色んな国出身の人達とたまに話す機会もあって、世界の違いを少しは感じることができます。
日本人である利点を放棄し、同じハンディの外国人として、アメリカに住むと、色んな国の人達と同じよそ者同士、という親近感もあります。そして、もっと身近に世界を感じれるのが、ありがたい。
日本の常識は、世界の常識ではないし、日本という国で育ったために身についてしまった、妙なものを少しは洗い落とすことができるかもしれない。そういうことが、意固地な私がアメリカに居て、否が応でも変わらねばならなくてよかった点でもあります。
あまりたくさんの国を訪れた経験は無いのですが、日本人が外国に出て生活をしてみるのは、絶対にお薦めです。機会があるのならば。